「3万円の服より3kg痩せろ」論について思うこと

考え・備忘録

はじめに

この言葉って、ダイエッターさんの

「同じ服でも、今より痩せればもっと着こなせる!」

というモチベーションのために使われる、有名な言葉ですよね。

ただ、私はこの言葉にはいつも少しだけ引っかかるんです。

実際、お洋服ってスリムさんを想定して作られていることが多いですし、体型が変われば服の見え方は変わります。

かくいう私も理想はというと、韓国アイドルみたいな高身長の超細身が憧れです。

だから、「痩せてもっとおしゃれを楽しみたい」という目標自体を否定したいわけではありません

今回の記事は、この論のどういう部分に引っかかるのか、自分なりに掘り下げて考えてみたことをまとめてみます!

「痩せないと、可愛い服を着てはいけない」と思っていない?

「3万円の服を買うより、3kg痩せた方が見栄えがいい」

この考え方って言い換えると、

「痩せないと、かわいい服は似合わない」

「太っているうちは、オシャレをしないほうがいい」

こういう意味と同義じゃないでしょうか。

この価値観を、無意識のうちに自分自身へ刷り込んでしまううちに、

「今の体型だから、この服は着ちゃダメ」

「もっと細くなったら、おしゃれをしよう」

そうやって“今の自分”への投資を後回しにし続けていると、おしゃれを楽しめる時間っていつやってくるんでしょうか?

自分の体型に満足していない現状、来るのかも分からない未来に託して今をおざなりにするのは、「やらなくちゃいけないことを明日の自分に託した」のと同じようなことではないでしょうか。

痩せないと入らない号数のパンツや、理想通りの見た目かどうかなど、物理的にダイエット成功後じゃないと成し得ないことはありますが、「今できること」まで制限をかけてしまうのは、今やるべきことから目を逸らしている状況なのではないかなと感じています。

体型に関係なく、おしゃれしている人の方がおしゃれ

めちゃくちゃ当たり前ですが、おしゃれをしていない人に比べておしゃれをしている人の方がおしゃれです。

痩せていようが、服に無頓着だとそれなりな着こなしになるし、太っていようが、センスよく組み合わせている人もいます。

街ゆく人を見ていると、「おしゃれ=痩せていること」ではないなと改めて感じます。

体型によって服のシルエットや印象は変わるものの、「痩せている方が上」という一本の物差しで比べられるものではないと思います。

「3万円の服を買う」と「3kg痩せる」は別の話

そもそも、

「3万円の服を買うこと」「3kg痩せること」って、別の軸の話じゃないでしょうか?

共通する「美意識」という点で錯覚しがちですが、正直別物ですし、どちらかの優先度が高いわけでもないですよね。

  • 3kg痩せずに3万円の服を買う
  • 3kg痩せて3万円の服を買わない

この2択があるなら下記の選択肢も存在するはずです。

  • 3kg痩せて3万円の服を買う
  • 3kg痩せずに3万円の服を買わない

これを無視して上の2択だけ比較されているのも、違和感があるなと思っています。

容姿もファッションも「よりよく生きるための武器」の一つにすぎない

私は容姿もファッションも、それぞれ独立した「よりよく生きるための武器」の1つにすぎないと思っています。

もちろん武器はこの2つに限定されるわけではなく、

  • 健康
  • お金
  • コミュニケーション能力
  • 優しさ
  • 賢さ

などなど、時と場合によって必要なスキルは変わります。

人によって得意なものもや大切にしたいものも違うし、スタイルを磨くことと、ファッションを楽しむことは別々に育てていいと思います。

やりたいことを先延ばしにしない

「痩せたら、この服を着よう」

「お金が貯まったら、これを始めよう」

「もっと自信がついら、人前に出よう」

無意識のうちに私たちは、やりたいことの前にたくさんの条件をつけてしまいがちです。

もちろん本当に準備が必要なこともあるし、なんでも欲望のままに生きていたら、お金が破綻したり不健康になったりしてしまいます。ある程度の自制は必要です。

でも、私たちは自分の本心を無視して「制限をかけること」が得意すぎるのではないでしょうか?

「○○できてからやる」を繰り返していると、いつまで経ってもできないままです。

やりたいことは、今すぐにでもやろう

痩せたいなら、痩せるために頑張る。

かわいい服が着たいなら、服を買う。

両方やりたいなら、両方やる。


ちなみに私は、どっちもできていない

ここまで偉そうに語ってきましたが、私はダイエットもお出かけ服の購入もどっちもできていません。

3年前に比べて5kg増量の現実を目の当たりにしつつもお酒はやめられず、着れる服がほとんど無くなったことを黙認しつつも新しい服は買いに行っていないという怪物です。

そういう自分の後ろめたさもあり、いかなる状況でもどんなカテゴリーでも、向上心のある人への尊敬でこの考えに至っています!

今より良くなろうとすることと、今の自分を楽しむことは、両立するべきで、制限をかける必要はないと思っています。

世界中のみんなが、それぞれ自分にとって幸せなことを幸せになれるタイミングで、実行できることを願っています。


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